The Sun also Rises.

主に海外ネタ、国際政治、中国語、英語、心理学/精神医学について書いていきます。

台湾旅行 出発編

2013年12月末に台湾に行きました。体調が良い状態で海外旅行ができたのは、1999年にカナダに行って以来14年ぶりで、非常に感慨深く意味のある旅行でした。中国語も初歩的なことしか話せない中、自分の目と耳で学んだことや一人旅用のガイドブックである『歩く台北2013-2014』と『Lonely Planet Taiwan』の役に立つ情報を交えながらの台湾旅行。一人旅に役に立つ情報を書いていきたいと思います。台湾は一人旅でも安全に旅ができる国でした。まずは最初に桃園国際空港に着いた後、どのように台北市内やその他の街に行けば良いのかを書いていきます。

 

歩く台北2013~2014

歩く台北2013~2014

 

 

 

Lonely Planet Taiwan

Lonely Planet Taiwan

 

 

桃園国際空港の入国審査を終え荷物を受け取ると、第2ターミナル1階に出ます。(中部新国際空港から中華航空で桃園国際空港に来ると第2ターミナルに着くようです。)右手に行くと台北へのバス乗り場と高鐵桃園駅(新幹線のある駅)までのバス乗り場があります。左手に行くとSIMカードを売っているブースに行きます。

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バスやタクシーに乗る前にSIMカードを買うことと両替をお忘れなく。

 

インターネットで下調べした甲斐がありどこで両替やSIMカードを買うのかがすぐにわかりました。一人旅に必須なのがインターネットに必要なSIMカード。上記の矢印と逆の方向、つまり左側に行くと中華電信などのSIMカードを販売するブースがあります。バスに乗る前にSIMカードを手に入れておくと良いですね。

 

買ったSIMカードは中華電信の5日間unlimited。300NT(約900円)。パスポートの提示だけで購入可能です。SIMカードを利用したGoogle Nexus7(2013) LTEについて以前にブログを書きましたのでご参考ください。http://loveandzero.hatenablog.com/entry/2013/12/20/144527

 

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忘れていけないのが両替です。台湾ドル(NT)は日本円の3分の1のレートで換算できます。つまり100NTは300円。

 

両替のブースが空港内至る所にあるのですぐに換金できます。かなり前にアメリカ、カナダ、中国を旅行した際の外国紙幣がそれぞれ107米ドル、360加ドル、107人民元があったので両替してもらったのですが、カナダドルは紙幣がプラスティックの新紙幣になる前のものだったのでtoo oldと一蹴され拒否され、人民元も何故かダメ、最後のかすかな希望のアメリカドルだけが73ドルを両替に成功。手数料30NTが引かれ2106NTになりました。しょうがないので日本円3万円を一緒に両替してもらい8421NTを手に入れ、無事両替終了。日本円も持ってきて正解でした。

 

初めての台湾だったので本当に一人で行ける のかドキドキしながらガイドブックとインターネット情報を参考にしました。道がわからない時、英語や日本語で台湾の方に道を聞いたら親切に教えていただき ました。特に空港内のスタッフの方々の対応は非常に親切で優しかったのが印象的です。桃園国際空港は台北の南西40キロのところにあるので台北市内に行くには以下の3種類の方法で行きます。

 

①空港バス

②タクシー

③高鐵桃園駅 High Speed Railway(HSR)へのバス

※ 高鐵とは台湾の新幹線のことです。1999年に台湾中部を襲った地震により、それまで検討していたフランス・ドイツの欧州型の高速鉄道から耐震設計のある 日本の新幹線を台湾は採用したという経緯があります。ちなみに1999年の台湾地震にもっとも台湾に義援金を送った国が日本で、そのお返しに台湾メディア が2011年3月11日の東日本大震災の際、台湾国内でキャンペーンを行い日本に義援金を送りました。台湾高速鉄道に関して詳しくはウィキペディアを御覧 ください。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E9%AB%98%E9%80%9F %E9%89%84%E9%81%93

 

本題のバスやタクシーについてです。実際には高鐵に乗ったので高鐵について詳しく書いてみました。

 

①空港バス

 

到着ロビーを右手の方向に行くとバスチケットを売っているブースが並んでいます。そこでどこに行きたいのかを言えばバスのチケットを買うことができます。さまざまなバス会社がある中で最も正確な運行時間のバス会社は國光客運。國光の発音はKuo Guang。ピンインで表記するとGuo(2)guang(1) ke(4)yun(4)(括弧内は声調)。台北駅までの料金がだいたい120NT。番号が書かれたボードが立ち並ぶターミナルでバスを待つことになります。台北市内までは渋滞も考慮に入れると55分から70分ほど。

 

②タクシー

 

タクシー乗り場は到着ロビーを出て左手の方向です。台北市内まで料金が1200NT。初乗りが1.5kmまで70NT。300m毎に5NTが加算されます。ちなみに深夜料金は、初乗り1.2kmまで70NT。250 m毎に5NTが加算されます。

 

③高鐵 High Speed Railway(HSR)

 

桃園国際空港から高鐵(新幹線)に乗るには、高鐵桃園駅まで行かなくてはいけません。空港バスと同じブースで高鐵桃園駅までのチケットを買いました。料金は30NT。実際、僕が南の街、嘉義に行く時に使った方法が空港から高鐵に乗る方法でした。高鐵桃園駅から高鐵台北駅までの料金は約175NTです。全席指定。ビジネスシートもあります。所要時間は桃園国際空港から高鐵桃園駅までが20分。桃園駅から台北駅まで20分です。渋滞を気にする必要がないので便利。

 

高鐵桃園駅までのチケット。

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こんなバスでした。

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当然、空港から出てくる方々はスーツケースを持っているのですが、貨物室がないため社内はこんな感じなってしまいます。かるい衝撃を受けました。

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高鐵桃園駅に着いてから行うことはただ一つ。台北駅までの切符を買うことです。英語も通じました。

 

 

 

 

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実際に言ったのは台北ではなく嘉義。高鐵のチケットはこんな感じです。一段目に日にちと高鐵の車列名、2段目に行き先、3段目が出発と到着時間、4段目の左側が何号車か書いてあり、右側に座席。最後が料金。

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北上月台と書かれているのが北に行くルート、つまり台北方面。嘉義に行きたいのに、間違えてこちらのプラットホームに行ってしまい、スタッフの方に教えられなかったら危うく乗り損なうところでした。

 

 

 

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南下月台が高雄方面。

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プラットホームはこんな感じです。

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高鐵。のぞみと同型でしょうか。

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高鐵車内は、まさに新幹線と同じでした。台湾の新幹線は空いているので快適でした。まだまだ割高感があるので、多くの方はバスを使うようです。

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