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中国語を2年間学習してみて

昨年の11月に「中国語を1年間勉強してみて」というブログを学習の備忘録として書いおいたものをあと2ヶ月で学習し始めて2年になるのでもう一度読みなおしてみた。

中国語を1年間勉強してみて。 - The Sun also Rises.

 

1年間勉強してみた結果、ベターな勉強法は以下の通りになります。

1. 発音、ピンイン、声調が中国語学習の基礎になる。

2. リスニング中心に力を入れた方が良い。

 

この原則をその後1年間(実質的にブログを書いてから5ヶ月)続けてみた結果、いろいろな変化があったので報告いたします。まずその後行った勉強法は『耳タン中国語 [単語]初級/中検4級レベル』の単語と例文を暗記し音声を聴いて発音、書き取りというもの。

 

耳タン 中国語[単語] 初級/中検4級レベル (耳から覚える)

耳タン 中国語[単語] 初級/中検4級レベル (耳から覚える)

 

語学学校でピンインと声調、それに発音を徹底的に学んだことで中国語を聴いた時にピンインが頭のなかで浮かぶようになった。子音でいうとq,ch,x,sh,l,r,c,sの舌の位置がどこになるのかがわかるようになったのが大きい。母音や複合母音も発音と舌の位置の関係もわかった。発音とピンイン、声調がわかると単語を聴いただけで同じピンインでも声調の違いで意味がわかることがわかるので音声を聴き単語を暗記する時に覚えやすくなった。中国政府や中国人がテレビで話していることを聴きながら頭のなかにピンインと声調が浮かぶのでわからなかったから辞書で調べられる。少し前、舛添東京都知事が北京を訪問した際、中国政府の報道官がシンドンと何回も言っていたので調べてみた。ピンインと声調はxíngdòng。辞書で調べてみたら行动、つまり行動。漢字に直すと勉強をあまりしてなくてもなんとなくわかってしまうので中国語学習において重視するべき点はリスニングです。中国語検定でもリスニングに対する配分が全体の50%。

 

中国語や英語などどの語学学習にも当てはまることですが単語を覚える際には単語単体だけで覚えるよりもその単語が使われている文章もそのまま覚えた方が効果的です。どのように文章で単語を使ったらいいのかがわかりしかも話せるようになります。

 

今年の6月に中国語検定4級を受けようと思っています。英語に置き換えると中学3年間で学習するレベルもしくは大学で中国語を第2外国語として1年間学び終えたレベルと同等です。ただゼロから中国語を学習した身から言わせてもらいますと中国語検定4級もなかなか難しい。とにかくリスニングと単語力に力を入れています。5月中に耳タンを全て終え6月は検定の試験対策に時間を割こうと思っています。ちなみに試験対策用に購入した問題集は『中国語検定4級トレーニングブック』。Amazonで最も評価の高かった問題集でしたので購入しました。

 

CD2枚付 合格奪取! 中国語検定4級 トレーニングブック

CD2枚付 合格奪取! 中国語検定4級 トレーニングブック

 

 この問題集には非常にわかりやすい文法の解説が載っているのでかなり参考になりました。中国語会話集は多いのですが中国語の文法に関する書籍は少ないように感じました。独学で勉強される方には参考になる書籍かなと思います。